【メガデッキデュエル7】《転生プログラム》入りドロマーカリヤドネ
こんにちは、そぉいです。
久々にHappyChocolate開いたら90日未更新の広告出てたので、へんてこフォーマットの記事でお茶を濁すやつをやろうと思います。
今回は「メガデッキデュエル7」のデッキを組んだので、その紹介になります。
◆はじめに
メガデッキデュエル7はDMR-05の発売後(2012/6/23)に制定された特殊レギュレーション。ルールは以下の通りです。
・デッキは70枚(超次元ゾーンは7枚まで)
・同名カードは1枚まで
・プレミアム殿堂カードから1種類だけ採用することができる
・初手7枚、初期シールド7枚
また、当時存在しなかった超GRゾーンのカードを利用するため、ローカルルールとして以下のルールを追加しています。
・超GRゾーンは7枚、同名カードは1枚まで
「プレミアム殿堂カードから1種類だけ採用することができる」というルールが革命的で、プレミアム殿堂カードを活かすために非常に歪な構築になるという点で面白さがあります。
殿堂ゼロと違って1種類のみの採用となるのでプレミアム殿堂カード同士のシナジーを使うことはできず、結果的にそこそこ良いバランスとなっているように感じました。
というわけで、今回紹介するのは《転生プログラム》を使った【ドロマーカリヤドネ】です。
◆デッキ解説
1 x 転生プログラム |
1 x ライク・ア・ローリング・ストーム 1 x 大罪十二宮 1 x デビル・ドレーン 1 x スクリーム・チャージャー 1 x 超次元リバイヴ・ホール 1 x 超次元の手ホワイト・ブラックホール 1 x 超次元ガード・ホール 1 x 支配のオラクルジュエル 1 x ロジック・サークル 1 x ロジック・Re:キューブ 1 x ヘブンズ・キューブ 1 x ロジック・スパーク 1 x ロジック・キューブ 1 x 超次元サプライズ・ホール 1 x スローリー・チェーン 1 x 超次元シャイニー・ホール 1 x 超次元ドラヴィタ・ホール 1 x デ・バウラ・チャージャー 1 x 魂と記憶の盾 1 x レインボー・スパーク 1 x 反撃のサイレント・スパーク 1 x ドレミ団の光魂Go! 1 x アルカディア・スパーク 1 x ♪銀河の裁きに勝てるもの無し 1 x ♪正義の意志にひれ伏せ 1 x ♪高め合う領域 1 x ♪シンプルな真古 1 x */弐幻サンドロニア/* 1 x イェーガー a.k.a. 噴射 1 x パラリラ・セーリング 1 x スパイラル a.k.a. 竜巻 1 x */弐幻ヤマガエシ/* 1 x 知識と流転と時空の決断 1 x 極幻空 ザハ・エルハ 1 x ア・ストラ・ゼーレ |
1 x 全能ゼンノー 1 x 天啓 CX-20 1 x 回収 TE-10 1 x マジカルイッサ 1 x 続召の意志 マーチス 1 x 白皇世の意志 御嶺 1 x 白皇角の意志 ルーベライノ |
1 x 時空の英雄アンタッチャブル 1 x イオの伝道師ガガ・パックン 1 x 時空の戦猫シンカイヤヌス 1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉 1 x 時空の不滅ギャラクシー 1 x 時空の支配者ディアボロスZ 1 x 超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX |
殿堂ゼロにおける【銀河転生】のような形で、GRクリーチャーや超次元クリーチャーに《転生プログラム》を当てて、墓地を作りながら《魔導管理室 カリヤドネ》を着地させての勝利を目指すデッキです。
ただし、殿堂ゼロと異なり《魔導管理室 カリヤドネ》を1枚しか採用することができない都合上、《転生プログラム》のみでカリヤドネループを完遂することはできません。そのため今回は《「大当たり!もう一本!!」》を採用して、通常環境と同様のループを行うことにしました。
デッキの動き方も簡単で、基本的には豊富な呪文サーチで《「大当たり!もう一本!!」》をデッキから抜き取りデッキ内のクリーチャーを《魔導管理室 カリヤドネ》のみにした後、適当なデッキ外クリーチャーに《転生プログラム》を撃って、あとは上手くデッキが回ることを祈るだけ。
平均キルターンは5で、スローゲームになりがちなメガデッキ環境ではかなりのキルスピードを誇ります。*1
◆デッキ構造
本当は各種カード解説とかをやるべきだと思うんですが、そんなことをしていると余白がいくらあっても足りないので、簡単にデッキの構造について説明していきます。
ということで、こんなものを用意してみました。少しカード画像が見にくくなってますが、こちらは上述のデッキリストに役割ごとに色を振ったものです。それぞれの色の意味合いも含めて、デッキ構造の解説を行っていきます。
■ 赤:「出すカード」(21枚)
転生の種を出すためのカードです。
呪文側は除去やリソース拡充を兼ねており、重めのカードも積極的に採用しているのが特徴。
オーラ側は《極幻空 ザハ・エルハ》+《スローリー・チェーン》によるロックや、《*/弐幻ヤマガエシ/*》を使ってGRを展開しての《白皇世の意志 御嶺》プラン、《アストラ・ゼーレ》によるメタクリ除去プランなど、コンボルートが止められた際にサブプランとして活用できるようにしています。
■ 緑:「探すカード」(6枚)
《「大当たり!もう一本!!」》と《転生プログラム》を探すためのカードです。デッキに採用できるギリギリの範囲のカードはすべて採用していますが、それでもそう多くないのでドローソースを多めに採用することでケアできるようにしています。
■ 黄:「コンボパーツ」(23枚)
コンボインした後に止まってしまう確率を減らすためできるだけ多く採用するようにしています。コンセプト上《次元の嵐 スコーラー》《「本日のラッキーナンバー!」》《終焉の開闢》あたりが採用できないのが惜しいところで、そのあたりに頼らなくても勝てるようにいろいろと工夫を凝らしてみました。ここの採用数は固定かなと思っています。
■ それ以外(20枚)
受け札やドローソース、除去など。
余った枠に強いカードを上から並べた形ですが、そこそこ収まり良くなっていると思います。特に《ダブル・リセット・パンチ》はゴミが手札に溜まりやすいメガデッキではかなり強いカードの一つだと思います。
チャージャーを気持ち多めに採用することで、大型ホール呪文をプレイしたり大当たり+GR呪文+転生が成立する8マナ域へのジャンプアップを狙っています。
◆ギミック解説
前述の通り、《転生プログラム》をプレイするタイミングでは《「大当たり!もう一本!!」》が手元にあることがほとんどだと思うので、基本的には5マナから大当たり下カリヤドネが爆誕することになります。
そして、《転生プログラム》経由で大当たり下カリヤドネを発動すると、
①カリヤドネ1回目で《デッドリー・ラブ》などを使いカリヤドネを自壊させつつ、GR呪文や超次元呪文で種を用意する
②カリヤドネ2回目で《ハーミット・サークル》→《「大当たり!もう一本!!」》→《転生プログラム》とプレイして山札の下からカリヤドネを出す
③山2枚カリヤドネストック2になるので、《セイレーン・コンチェルト》《ブラッディ・クロス》《「大当たり!もう一本!!」》《スパイラル・ゲート》《ブラッディ・タイフーン》などでループ確定して勝ち
の盤面まで運ぶことができます。下準備少なく即死までのルートが確立していることが 【ドロマーカリヤドネ】の最大の強み。
もちろん《「大当たり!もう一本!!」》がなくとも3マナ青チャージャー呪文+バウンス呪文でヤドネ連鎖させることもできるため、一度《転生プログラム》が成立するとなかなか止まらない安定感の高さこそが本デッキがTier上位に位置する理由と言えるでしょう。
他にもこまごまとしたギミックは存在しますが、基本的には覚えなくてもまあまあ勝てるぐらいのデッキパワーがありますし、回していく中でシナジーの存在に気づくぐらいがちょうど良いので割愛。よかったら回してみてね。
◆おわりに
ということで、【メガ転生カリヤドネ】の紹介でした。
昨今のハイパーインフレカードによってメガデッキデュエル7はさらに深みを増したフォーマットになっています。
過去のメガデッキは先にP殿堂カードに到達したほうが勝つゲームが多く、デッキ構築による差が出にくいゲームだったように記憶しています。
しかし、強力なメタカードが増えている現代ではプレイや構築で差が出る部分も大きく非常に遊びがいのあるフォーマットです。
ぜひ皆さんも押し入れの奥底に埋まっているP殿堂カードを掘り起こし、メガデッキデュエル7を楽しんでみてはいかがでしょうか?