個人的ヤドネ総括 in 2019 winter
どうも僕です。
GP9thでの惜敗からおよそ3ヶ月。12月は忙しくてあまり出てませんが、GP以後、特に11月は週1ペース~ぐらいでゆったりCSに出続ける日々でした。
が。
なんとかプレステージCSでベスト8を取ることができたものの、なかなか実らないまま、ついに《「本日のラッキーナンバー!」》の殿堂が発表されまして。
今までありがとうの気持ちを込めて出た、本日12/22のババロコCSでは、
今年のCSおしまい!さよなら!!!!!! pic.twitter.com/y9kDWaXP11
— そぉい (@Fai_ry_BIue) 2019年12月22日
5-0から0-2してオポネントで9位と、あまりにも悔しさが残る結果に。
とはいえ、今まで負け越すかトントンかでエンジョイできればいいや、ぐらいで臨んでいたCSに本気で臨んだのは久しぶりでとても刺激的でした。
実際、CSに出るたびにだんだん自分のプレイスキルの向上が感じられとても楽しかったです。その過程で色々なリストを試しましたし、環境に合わせてチューンする感覚のようなものを掴めたのはよかったかなあと思います。
でもやっぱりめちゃくちゃ悔しくて、この記事を書いています。
今年はもうCSに出る予定はないので、のんびりと今日使った構築の振り返りをして、今年のCS総括記事としようと思います。
明日からもまたCSがあるようですし、年内残り少ないですが、どなたかの参考になれば幸いです。
今年はめっちゃデュエマ楽しめました ありがとう pic.twitter.com/OKhoRS1O2r
— そぉい (@Fai_ry_BIue) 2019年12月22日
ごめんまずは謝らせてほしいんですけどよく見るとおかしいですよねこの構築!
殿堂入りするほどのカードパワーを持つ《「本日のラッキーナンバー!」》は3枚に抑えられてるし、GPで華麗な逆転劇を見せた《知識と流転と時空の決断》は全抜き、終いには《ア・ストラ・センサー》が1枚になってるとか、もうめちゃくちゃです。めちゃくちゃなんですけど、一応理由があるので聞いてください。
◆《「本日のラッキーナンバー!」》と《悪魔の契約》の関係性
さて、本リストは僕とメタゲーム・ウォッチングで一躍時の人となったレッドニキとの調整の過程で生まれた、「神トラ式」カリヤドネの最新リストです。
「神トラ式」の特徴は《悪魔の契約》による最速ルートを重視していることで、4ターン目に《魔導管理室 カリヤドネ》を着地させるパターンで墓地の質が低くなることがないよう、バウンス枠を多めに採用していたり黒マナを濃く採ったりといった工夫をしてあります。
もちろん、それが《「本日のラッキーナンバー!」》を減らす理由には足り得ません。なぜなら《「本日のラッキーナンバー!」》は多くの「4キルできないパターン」の救済カードであり、墓地の質が悪いパターンでもとりあえず《「本日のラッキーナンバー!」》絡みでターンを取って……といったルートが考慮されるためです。
ただし、それは「通る相手であれば」、の話。少し前は【シータミッツァイル】のような「《「本日のラッキーナンバー!」》による遅延がそのまま勝敗に直結する」といった対面が多かったので"ラッキーナンバーコントロール"のような動きが強力だったと思うのですが、後期の環境は【赤青ジョー星ミッツァイル】【赤単B-我ライザ】のような3~4キルを軸にしたデッキが増加しており、《「本日のラッキーナンバー!」》だけでは終着点に到達できないとずっと考えていました。
そのため、「撃つラッキーナンバーは1回。その次のターンに確実に殺す」という《悪魔の契約》採用が個人的にはマストであり、「1回しかプレイしないなら3枚ぐらいでもなんとかなるやろ~」みたいな甘えた考えで枠を譲った、という形になります。
事実、《「本日のラッキーナンバー!」》or《悪魔の契約》のどちらかなら勝ち、という局面は多く存在しましたが、《「本日のラッキーナンバー!」》を複数ターンに跨いで連打できなければ負け、のような局面にはほぼほぼ遭遇せず、そういった局面が発生する対面においては相手も必ず《「本日のラッキーナンバー!」》を潜り抜ける手段を用意しているため結果的にリソース不足になって負け、といったケースが多発したため、まあこんなもんでもいいのかな、という感じです。もちろん雑に扱えなくなるので取り扱いには注意ですが……
◆《知識と流転と時空の決断》全抜き→《九番目の旧王》へ
マジで《知識と流転と時空の決断》への信頼がなくて本当にいろいろなカードを試したのですが、結果的に《九番目の旧王》に至りました。
《知識と流転と時空の決断》は青単色で使いづらく、バウンスバウンスだけだとどうしようもない場面もあってどうにも噛み合わないな~とずっと思っていて本当にいろいろなカードを試したのですが*1、新弾からの新戦力である《九番目の旧王》は、ギリギリ手打ちできてミッツァイル系デッキへの解答にも【赤単B-我ライザ】への解答にもなり得る黒単色、とあらゆる方面で非常に噛み合いのいいカードだったと思います。ババロコの最終戦でも踏ませられれば勝ち!というチャンスを産んでくれたんですが、人生は上手くいきませんね。
《悪魔の契約》を軸にしているからこそのカード選択だったなあとは思うので、このあたりは今後も要検討です。普通に《知識と流転と時空の決断》のほうがいいかもしれませんしね。
◆《ア・ストラ・センサー》x3→《サイバー・チューン》x3
アグロ系、とりわけハンドレス速攻を仕掛けてくる【零龍】と【赤単B-我ライザ】が本当に嫌いで、トリガーからカウンター3キルを目指すために投入しました。
どうせ1ターン目は多色を埋めたいし、《ア・ストラ・センサー》が4キルで必要になるのは2ターン目に《エマージェンシー・タイフーン》から入ってしまった時だけなので構築理念的にそんなにプレイする機会無いかな~と思いつつ、でも手札の質を上げるカードだし抜けないよな~と思ってたんですが、《サイバー・チューン》はめちゃくちゃ強い《ア・ストラ・センサー》なのでなんとかなりました。
実際この変更が上手く行ってる理由はマジで不明です。でもたぶん《サイバー・チューン》っていうカードが強いんだと思います。アグロデッキの多いフィールドでは一考の余地ありかなと思います。
◆総括
結局結果を残してないのであんま大口叩けないんですが、年明けてからはこのままの構築ではいられないのでまぁ損することもないかな~と思って公開しました。この記事を上げることで損する人がいたらごめんなさい。
間違いなく自分の実力不足で負けた部分はあるので、もっと精進したいなあと思う次第です。来年は細々とDM続けていこうと思うので、もしCSとかで見かけたらよろしくお願いします。
GP前から含めて5ヶ月間、ヤドネの調整にずっと付き合ってくれた神トラのみんなと、いろいろ相談に乗ってくれたhazutiさんには格別の感謝を記したいと思います。本当にありがとうございました。
そして、CSとかで対戦して頂いた皆様、対戦ありがとうございました。またよろしくお願いします。
それでは失礼します。
*1:《スーパー・デーモン・ハンド》《マリッジ・ブルー》《連殺の卍月ハンド》を筆頭に、「どうせ色合わなくてイライラするなら色足してもいいじゃん!」とヤケになり《スローリー・チェーン》《奏でよグローリー》のような飛び道具を入れてみたりと、マジで色々試しました