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七次元先から愛を伝えるよ

Twitterのアイコン、僕の好きなゲーム

Twitterのアイコンについて

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お題箱からです!ありがとうございます!

 

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このアイコンもだいぶ長いこと使ってますね。途中ころころ変えてた時期もありますが最終的にここに戻ってきてます。Twitterを始める前からアイコン画像として使っていたので、かれこれ9年ほどになるでしょうか。

アイコンのキャラクターの初出は、NHKで放送されているビットワールドという番組に当時あったコーナーの「ビットモンデュエルWIZ」です。「ビットモンデュエルWIZ」は「視聴者の"アイデア"を立体化して戦わせる」というコンセプトで作成されたバトルゲームで、視聴者が投稿したキャラクターが立体化し、プレイヤーが「WIZARD」としてそれを操って戦うというバトルゲーム。調べると動画とかも出てくるかも。

「ビットモンデュエルWIZ」は公式サイトでミニゲーム化しており、ミニゲームで好成績を残すとビットワールドの生放送企画で出演者と対戦できたり共演できる、というイベントがありました。それに伴い自分のアカウントを制作するのですが、アカウントに設定できるアバターとしてこのキャラクターがあったんですね。男性アバターとして!

当時は「男の娘」という概念がまだニッチだったのでこのキャラクターの存在には大きな衝撃が走りました。性癖の芽生えですね。今思えばそこそこボーイッシュですしどっちかというとショタ寄りのキャラなんですけど、ほかのキャラと比べると、というか女性アバターと比べると完全に女性寄りのデザイン。設定考えた人は相当趣味が良いんだと思います。

 

そもそもこの企画めちゃくちゃアツいんですよ。インターネットを通じて日本中のユーザーとバトルできる、掲示板に書き込みを行ってユーザー同士コミュニケーションを取る、生放送にユーザーが参加して協力してボスモンスターを倒す、といった今では当たり前でも当時は革新的なイベントをたくさん行ってました。何度か生放送で行われるミニゲームが難しすぎてお通夜みたいな空気になったこともあったんですが、それでも番組のユーザーが一体となって脅威に立ち向かう構図はとてもわくわくする展開だった。今になって思い返すと、これらの企画は総じてソーシャルゲームやレイドボスイベントの先駆けだったとも言えるでしょう。

 

思えば僕の趣味のうちのいくつかはビットワールドやその前身である天才ビットくんに影響されている気がします。例えば当時インターネットで流行っていたFlash脱出ゲームやリドルゲームもビットワールドで生放送イベントが行われたことで僕の中で火が付いた節がありますし、徐々に狂っていくブログ(探したんですけど見つからなかったので詳しくは控えておきます。2008年度だった気がする)のやつとか、結構面白い試みが多くてすごい楽しかったですね。

思い出に残っている番組コンテンツの中の一つに前述した「グラモンバトル」というものがあります。こちらも「ビットモンデュエル」と同じように投稿者のアイデアを立体化して戦わせるコンセプトの作品だったのですが、コーナーが始まってしばらく後にゲーム化。作品の舞台を駆け回ってグラモンバトルができるなんて、と感動して買ってかなりやりこんでました。GC版。

「グラモンバトル」が切っ掛けで知った名作ゲームがラクガキ王国です。そもそもグラモンバトルのシステムはこの「ラクガキ王国」が元になっており、描いたラクガキの相互交換なんかもできたりしました。

 

ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国

ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国

 

 

このゲームほんと面白いんですよ。スタジオジブリが監修しててストーリーもなかなか泣ける。ちょっと知識を付ければゴリ押しでクリアできたりとかもあるんですけど、突き詰めていくと「ビジュアルと強わざを両立したラクガキを描くにはどうするか」とかいろいろ考えることが多くてすごい楽しいゲーム。システムはただのじゃんけんに要素を追加しただけなんですが、対戦はかなり白熱したものになります。なによりキャラがみんな魅力的なんですよね……

自分の描いた"ラクガキ"が生き生きと動く、それだけで感動できる作品だったと思います。自分の"想像力"で世界が動くというのはどんなコンテンツでも素敵に感じるものです。久しぶりに取り出して遊んでみようかな。何度でも言いますけど本当に面白いんですよ、ラクガキ王国

 

と、アイコンの話からかなり脱線してしまいました。ラクガキ王国は語ると長くなるのでこのへんで切り上げておいて、まあそんなこんなでグラモンバトルにかなり入れ込んでおり、その後釜であったビットモンデュエルも大好きだったからこそこのキャラに出会えて、今もアイコンとして使用している、というわけです。

 

という感じで今回は僕の思い出話でした。あんま実りある話じゃなかったんですけど、そんなこんなあったってわけです。アイコンをあまり変えなかったのは、このキャラ以上に「自分のアバター」的存在のキャラクターがいなかったから。このキャラとは本当に長い付き合いになったし、これからもずっとこのアイコンを使い続けると思います。僕、マジでビットワールド大好きですからね。

 

神絵師にアイコン描いてもらったら秒で変えるし描いてほしい